HAUNTから大人の余裕を感じさせる、ほど良い光沢ととろみのある肌触りが特徴のブラウスとパンツ。そして、長いシーズン着ることが可能なジレの新作が登場。「リアルに着るなら、どう合わせる？」という視点で、スタイリストの大草直子さんが、この新作を自身の私物とミックスして、５つのコーディネートをご紹介。コメントと共にご覧ください。

甘いブラウンのセットアップ。光沢があって流れるような素材が、セットアップにすることで、より華やかな印象になります。ブラウン＝少し地味な色、みたいな方程式を覆してくれる、新しいブラウンのコーディネート。どこに着ていく？　例えばオープンテラスのランチや、もしかしたら機内や新幹線の車内にもぴったり。動きやすく機能性も大事にしたいけれど、適度なきちんと感もあると良いよね、みたいなシーンに完璧にフィットしてれます。シワになりにくく、しかも、もう完成しているセットアップだからこそ、忙しい1日のはじまりもとことん「楽にしてくれる」！

今したいのは、実はこんな合わせ。息子に買って「さすがに小さいよ」と返された、「おもかわいい（面白可愛い）Ｔシャツと、黒のイージーパンツ。大人にオススメの、リラクシーでリッチな着こなしだと思うのですが、どうでしょう(笑)？キュプラ100%で、さらさらと肌離れが良く、真夏にもおすすめです。そうそう、秋だって、この手の「光沢のあるパンツ」は大活躍で、厚手のニットとコーディネートすることで、素材の緩急をつけることで、奥行きと立体感がある全身になります。

カットソーともシャツとも違う、流れるような素材感が、着ている人をエレガントに見せてくれるトップス。デコルテがきれいに見える襟開き、二の腕を適度に見せるキャプスリーブ。デニムも、この1枚があれば、特別なシーンにぴったりの着こなしになります。大判のシルクのストールをプラスして、少しエキゾチックにスタイリングしました。柔らかな素材とデニムの堅さ。こんな対比を作ることで、それぞれの特性がきれいに生きてきます。

何が最強かって、こんな1枚。そのままワンピースとしても着れるし、ワイドパンツを合わせてレイヤードを楽しむこともできる。そして、夏ももちろん、カシミヤのニットカーディガンを合わせれば、晩秋まで行ける。体のラインを締め付けないから、着ていて楽なのに、きちんと見える。着こなしの幅も、活躍してくれる季節も、そしてスタイルアップも叶えてくれる、マジカルなワンピースなのです。シルク見えするから、エレガントにも、スニーカーでカジュアルにもいけるのもすごい！

またまた、新しくて格好良いデニムを見つけました。デニム、という表現の中で、ここまで新作を出し続けられるのって、本当すごい。と、本気で思ったのが、このLIAM。大好きな甥っ子の名前である、というだけでなく、はくだけで、なんともなしにモードに見える、この実力。大好きです。ハイウエスト、そして思いっきり長いレングス。文字通りずるっと着こなすのが「イケてる」のはわかっているけれど、ちょっとそれは、と言う方は、カットするのをおすすめします（笑）。合わせるのは、タイトでコンパクトなトップスも「あり」ですが、少しフォルムのしっかりしたものが◎。例えば、こんなジレ。堅さのあるシルエットは作ってくれながら、リラクシーな雰囲気はキープ。しかも、冬の初めまで活躍するから便利です♡