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30 stories of
New Authentic Denim vol.5

GUEST

Mochizuki Ritsuko

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About

30 stories of
New Authentic
Denim

RED CARD TOKYOを代表する名品デニム「Anniversary」が、さらに進化してリニューアル。時代も世代を超えて、長く愛用できるデニムへとアップデートしました。プロデューサーの本澤裕治氏がデニム業界に携わって「30」年というアニバーサリーイヤーにちなんで、「30」人のおしゃれ賢者のデニムストーリーをお届けします。

GUEST

Mochizuki Ritsuko

Mochizuki Ritsuko(望月律子)

ファッションスタイリストとして20年現役活動中。小学館 Precious、集英社 eclat、WEB マガジン mi-mollet、ブランド広告、トークイベント出演やスタイリングイベントなども精力的に取り組む。著書「望月律子の STYLING THEORY」がある。
2021年10月よりプライベートレンタルサロン「Allons-y(アロンジィ)」の運営もスタート。

STYLING COMMENTS

今回合わせたものは、すべて私のサロン「Allons-y」でレンタルしているもの。このスタイリングでは、トップスに少しボリュームのあるデザインブラウスを選びました。すっきりしたシルエットのデニムと抜群に相性が良いし、あとはこういうボリュームのあるものにはすっきりしたものを合わせるとバランスが良いという鉄板の法則でもあります。 このブラウスのようなシアー素材、とても流行っていますが合わせ方によっては必要以上のセクシーさが際立ってしまう場合も。でもデニムが上品にカジュアルダウンしてくれて、それがシアー素材を今っぽい着こなしに着地させてくれていると思います。

あとは濃い色のデニムで、ダークなワントーンにしたこともポイント。甘めのデザインブラウスを単に上品というかコンサバに着てしまうと、マダムに見えてしまう微妙なお年頃で(笑)。若い子があえてエレガントに着るのはとても可愛いのですが、今の私だとすごくアッパーな感じになってしまう・・・。
いかに今っぽく着るかって考えると、やはりコーディネートはとても大事。こんなフィット感のあるデニムでちょっとだけ崩すっていうのが、まさしく今の気分かなって思います。

足もとには白のヒールを合わせています。ワントーンコーデのなかに白をぽんと加えるとぐんとモードな印象になれるんです。色や柄で遊ばなくても、ワンポイントに白をプラスするのはとても効果的。ダークカラーを合わせるエレガントさもいいのだけれど、クリーンな白がポンと入るだけで抜けが出ます。ピアスも白のバロックパールを選んで、白を耳もとと靴の2箇所に散らしています。足もとだけが悪目立ちしないので、コーディネートがぐっとまとまるんです。

STYLING COMMENTS

今度は、麻素材の柔らかいベージュのタキシードジャケットを合わせました。お仕事っぽくなりすぎるなど、ジャケットを難しいと感じている方も多いようなのですが、私はジャケットが大好き。体を華奢に見せてくれるし、大人の方にはデイリーにこそジャケットを取り入れてほしいと思っています。
デニムは器の大きいアイテムだから、こんなタキシードジャケットと合わせても素敵ですよね。ジャケットがちょっとマニッシュなムードなので、胸もとにはブローチも付けてみました。あえてデニムの色も少し明るい色を選んで、全体を柔らかい雰囲気に。中にはタンクトップを合わせて、さらに抜け感をプラスしています。

私は基本的にきちんとしたスタイルが好きなので、カジュアルをベースにきちんとしたアイテムを入れていくというよりは、きちんとしたベースの中にカジュアルなものを入れて、どうやって崩していくか、という考え方がしっくりきます。ですので、ジャケットスタイルにデニムをプラスする、こんなスタイリングはとても好きですね。

普段私がはいているデニムのほとんどが、レッドカードかアッパーハイツ。いろいろな種類、シルエットがあるので、それぞれ違う楽しみ方があります。ここ何シーズンかは、ゆるめというかちょっとボーイズっぽいシルエットのものに、きれいめブラウスを合わせるようなスタイルが多かったのですが、もともと私はスキニーが大好きなので、このアニバーサリーのシルエットに今またグッときました。

やっぱりデニムってカジュアルなイメージがあるので、ちょっとリラックスした雰囲気で着るイメージがありますよね。でもこのアニバーサリーのシルエットは、気持ちが引き締まるような感じがしました。例えばゆるめのニットを合わせたとしても、ボトムのすっきりとしたきれいな美脚感がいいなと。気持ちが凛とする感じです。
だからこそ、このデニムは超ジャストサイズで履きたいと思いました。トップスにもちょっとエレガントというか、少しフォーマルな雰囲気のものを合わせ、靴もヒールなどエレガントテイストなものを。きれいめなスタイリングで、このデニムのフィット感を新たな気持ちではきたいと思います。

RED CARD RED CARD TOKYO 30th Anniversary

Mochizuki Ritsuko

ファッションスタイリスト 望月律子さん@ritsukomochizuki

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