身長152cm、フェミニンスタイル好きのエディター鈴木亜矢子が、大人世代の「ほの甘スタイル」、そして「低身長」ならではのお悩み解決になるヒントを模索する連載『スモール フェミニン シングス』。
こんにちは! エディターの鈴木亜矢子です。
今回は、楽ちんだけど手抜きに見えない、頼れるTシャツワンピースをピックアップ。カジュアルはもちろん、モードにも触れる名品を発見しました♡しかも、身長152cmの私でも、バランス良くキマる!と自信を持って推せる一枚です。
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ストリートミックスで着る、
ミルクチョコレートブラウン
ブラウンは、キャップにスニーカー、たすきがけしたデニムシャツと、カジュアルな小物たちを合わせて、ストリートモードで仕上げてみました。
こちらのワンピース、製品染め加工が施されているので、ヴィンテージ感のある風合いがあり、それだけでこなれ感を演出してくれるのですが、ブラック、ブラウン、グレーと3色あるなかで、ブラウンはそのヴィンテージ感がより際立っているのではないかなと思います。それでいて、ミルクをたっぷり含んだようなミルクチョコレートカラーなので、どこか柔らかい印象もあるところがツボ。
シンプルなのに、しっかり”大人見え”するポイントは、ストンとした縦落ちのシルエット。これがAラインだとカジュアルになり過ぎてしまうのです。さらに、身長が低くても、バランス良く着られる着丈にこだわってくれているのも嬉しい!身長152cmの私でも、Sサイズなら丈詰めなしに、スニーカーと合わせられます。短すぎるとこれまたカジュアルになり過ぎてしまうので、スニーカーの上にワンタック入るくらいの長さに設計したのだそう。
さすが!
袖はドロップショルダーになっていて、アームホールが広めなのもポイント。肩が張って見えませんし、袖丈も長いので、二の腕問題もクリア。
ちょっとしたご近所ランチや、休日、あとは子どもと遊ぶときなんかにもぴったり。”頑張り過ぎたくはない日”でも、この一着があればサマになります。
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ブラック小物で引き締めれば、
都会派モードな着こなしに
続いては、ブラックのコーディネート。ブラックと言っても、漆黒ではなく、墨黒に近い色合い。潔く装飾を削ぎ落としたTシャツワンピースに、ストイックな墨黒がマッチしています。そして、デザインに甘さがない分、モードに引き寄せることができるのも、このワンピースの特徴。
合わせたのは、エスニックなレザーコード付きのシルバーのネックレスとティファニーのボーンカフ。それからミニマルなボックスバッグにスクエアのサングラス。とことん辛口な小物と組み合わせると、ぐっと印象が引き締まります。
そして、サイドスリットが片方(左側)だけ、絶妙な長さで入っているので、そこからシルバーヒールを覗かせてみました。
適度に厚みのあるコットンで仕立てられたこのワンピース。素材の柔らかさと直線的なフォルムの美しさが共存しているので、身長問わず、テイストも超えて、着こなしやすいのです。さらに、低身長でも、縦の落ち感が自然と生まれるので、重たくなりません。Tシャツ感覚で着られるのに、ちゃんと”洒落て”いる、そんな都会派さんの理想にも応えてくれます。
✔️ 縦ラインを強調する美シルエット
✔️ 低身長でもフィットする丈感
✔️ コットン100%で洗濯機洗いも可
今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
また、この場所でお会いできますように♡