ゲストリストのみなさんが勧めてくれるデニムは
いつもちょっと新鮮だ。
自分なら冒険できない扉を
ぐわんと開いてくれる感覚。
今回も、このカービーデニムを見たとき
『イケル』か『イケナイ』か
直感的にはわからなかった。
でも、いい。
そういうミステリアスな体験が
中年の人生には必要だ。
自分の知っているものだけに囲まれた暮らしは
安心で安全だけれど、
今現在もっている情報と知識だけで生きていくには
人生は長すぎる。
いつだって、
新しい風と冒険は
付きものなのだ。
どうだろう。
わたし的には
カービーは四十路にも
ぎりぎりイケル!!!
と思った。
安心安全はシルエットを脱した先には
あたらしいバランスが待っていた。
端正なジャケットも
新鮮に見えるし、
コンサバすぎない印象も好もしくて
気に入ってしまった。
そして、こちらの小さいネズミサイズの生き物は
佐藤家のニューフェイス。
中高年の婦人の集まりだった我が家
(老犬2匹とわたし)が
このギャルの登場で
活気とエネルギーが満ち溢れている。
いつになっても、
新規を受け入れるメンタルでいられることが
次の10年の目標かもしれない。