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新作One-dayとは?生産チームへインタビュー vol.1「フィットや加工、生地について」

2023.09.26
  • こんにちは。
    IN THE KNOW編集部のNATSUKOです。

    今シーズンもやってきました、ご好評いただいているこの企画。
    (私も大好きな企画なんです!)

    今回は、RED CARD TOKYOの新作で大注目「One-day」について、背景やウラ話を紐解くべく、生産チームへインタビューしました!

    Vol.1では「フィットや加工、生地について」
    Vol.2では「おすすめの穿き方」

    の2つの記事でご紹介します。
    今までお客様からお寄せいただいたご質問もインタビューで聞いたので、ぜひお楽しみください♪

  • One-dayとは?

  • NATSUKO「ではでは、本日もよろしくお願いします!まず初めに、One-dayとはどんなデニムですか?」

    生産チーム「形は股上深めのハイライズで、ルーズストレートシルエット。レングスがRED CARD TOKYOの中でスペシャルに長いモデルです。以前展開していたNicedayをベースに、今どきのフィットにアップデートしました。」

    NATSUKO「Nicedayからアップデートした点は何ですか?」

    生産チーム「レングスが+6cm長くなったのが大きなポイント。ヒップが-5mm、わたりが-8mm細くなり、腰まわりも進化しました。腰まわりがフィットするきれいめストレートですが、レングスが長めで裾をクッションさせて穿くような、今の“あえてずるっとだらしなく”のムードもプラス。トレンド感もありながら、きれいなストレートを目指して作りました。」

  • NATSUKO「名品JazzもBluesも腰まわりがゆるめですが、秋冬のトレンドは腰まわりがフィットするデザインですか?」

    生産チーム「トレンドを追ったというよりは、RED CARD TOKYOのお客様はAnniversaryなどのフィット系できれいめなデニムをご愛用いただいている方が多いので、そのようなお客様に“ちょっとゆるめ”を穿いていただくような提案です。ゆるばきですが、着崩すゆるさではなく、きれいに、ずるずる落ちてこないサイズ感で、快適に穿けるデニムを目指しました。」

    NATSUKO「レングスが長いのは今マストですか?」

    生産チーム「トレンドではありますね!レングスが長いとお客様のお直しのハードルも上がってしまうので、今までジャストレングスで提案していました。ブランド創業以来初のレングス長め提案で、ルーズな穿き方に変わってきています。デニムというアイテムにおいても、地面に裾を引きずるくらいのルーズ感が受け入れられてきている印象です。」

  • 他デニムとの違い

  • NATSUKO「股上深めのハイライズで、レングス長めのストレートがOne-dayの特徴ですが、同じ“day”シリーズのNicedayやSunday、ハイライズストレートのMM66との違いは何ですか?」

    生産チーム「まずはベースとなったNicedayとの違いですが、大きいところはレングスです。One-dayの方が長めの設定になります。また、One-dayはNicedayに対して、ヒップまわりは余分を取り、わたりは少し小さめに設定。全体的にストレート見えして、きれいにスラっと見える形になりました。ウエストのスペックは同じです。」

  • 左:One-day 右:Niceday

  • 生産チーム「次にSundayとの違いですが、フィットはOne-dayと同じで、ペインターパンツ仕様にしています。大きなポケットや、ループが付いているのが特徴です。日曜大工をイメージしてSundayと名付けました。」

  • 左:One-day 右:Sunday

  • 生産チーム「そしてMM66との違いですが、One-dayの方が穿きこみが深く、ウエストも3cm細いのでフィット感が増し、より脚長に見えるデザインです。レッグラインもOne-dayの方がルーズ感があります。MM66が綿100%素材なのに対し、One-dayはストレッチ素材なので、そこも大きな違いですね!」

  • 左:One-day 右:MM66

  • 生地の特徴

  • NATSUKO「デニム、コーデュロイと展開していますが、生地の特徴は何ですか?」

    生産チーム「デニムはカイハラ社のストレッチ素材を採用しています。品番の頭に“12”とつくモデルは全て同じ生地で、デニム感がしっかりしています。ストレッチが入っていますが、ぎゅんと伸びないので、デニムなりの硬さがありストンとしたシルエットに。ハイライズで太めのシルエットのモデルに使う生地になりますね。最近だとSwingと同じ生地です!」

  • NATSUKO「30th Anniversaryの生地との違いはありますか?」

    生産チーム「どちらもストレッチ入りですが、脚にフィットするような細めのモデルはよりぎゅんと伸びるハイパワーストレッチ素材を採用しています。加工感でいうと、One-dayの生地は表面がでこぼことしていて、綿100%見えするような落ち感があり、デニムらしい表情。30th Anniversaryは表面がフラットなので、縦落ち感が出ます。」

  • 左:30th Anniversary 右:One-day

  • NATSUKO「デニムとコーデュロイで穿き心地の違いはありますか?」

    生産チーム「ただ単純に素材が違うので、そういった穿き心地の違いはあるかもしれませんが、コーデュロイもストレッチ入りで快適な穿き心地にこだわっています。」

    NATSUKO「デニムに関して、カラーごとに穿き心地の違いがあるか?というご質問をいただくことがあります。akira - Stoned MidとBall Rinseで違いはありますか?」

    生産チーム「カラーごとで穿き心地が大きく違うことはありません。Ball Rinseは加工を施していないので、一見硬そうに見えますが、ゴルフボールと一緒に洗ってくたくたにし、コシをくだけさせて、物理的にやわらかくしています。」

    NATSUKO「だからボールリンスというカラー名なんですね!」

  • 生産チーム「akira - Stoned Midは加工しているので、物理的に生地がやせ細っていて、Ball Rinseより少しだけやわらかく感じるかもしれませんが、カラー問わず心地よく穿けるのがRED CARD TOKYOならではですね。生地屋さんも元々柔らかい生地を扱っています。」

  • 加工の特徴

  • NATSUKO「akira - Stoned Mid 、Ball Rinseの加工の特徴はありますか?」

    生産チーム「akira - Stoned Midは、生地の特徴を生かして、ストーンウォッシュ加工を長めに施しています。ランダムな石と一緒に洗って全体的にユーズド感を出し、古着っぽさを表現しています。キワは職人がグラインダーで手作業で削っています。」

  • 生産チーム「Ball Rinseは生デニムを穿き始めて少ししかたっていないような色味を表現していて、やはりゴルフボールと一緒に洗ってハリコシをなくしているのが特徴ですね!」

    NATSUKO「ありがとうございます!フィットから生地、加工までと魅力を知ると、One-dayを長く穿くイメージができ、より愛着がわく1本になりそうです。」

    続きのVol.2では、One-dayのおすすめの穿き方をご紹介します。お楽しみに♪

  • [今回ご紹介したデニムはこちら]

  • RED CARD TOKYO

    One-Day

    ¥13,860

  • RED CARD TOKYO

    One-Day

    ¥13,860