• The Charm of Vintage Denim
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かつてはワークパンツとして使用されていたデニムが、現代ではファッションに欠かせないアイテム。
特にヴィンテージデニムは、こなれ感や雰囲気のある着こなしを演出し、多くの人々に愛されています。
秋の新しいシーズンではRED CARD TOKYOとupper hightsから
ヴィンテージ感に注目したデニムが登場しています。
今回はこのヴィンテージ見えデニムを上手く着こなすコツを、
スタイリストの大草直子さんにインタビューしました。
スタイリングにも注目です!

INTERVIEW

The Charm of Vintage Denim

ヴィンテージデニムの魅力は??

それは、もう、この本格的な仕様や色、素材です。デニムだけに限らず、トレンチコートやライダースジャケットなど、実用の美にのっとった「服」が好きです。今の時代感に合わせアップデートした1着も、その「服」が生まれた背景を感じさせる1着も、両方好き。

ヴィンテージデニムを上手く取り入れるには?

特にありません(笑)。いつもの、自分らしいスタイルに取り入れれば良いと思います。それができるのがデニムの汎用性と受容力。どんどん自由に、毎日のコーディネートに加えるのが楽しい!ヴィンテージ感は言い換えると「強さ」「個性」「クセ」。個人的にはシンプルな着こなしに合わせるのが好きです。

The Charm of Vintage Denim

upper hights

THE OLIVIA

The Charm of Vintage Denim

vintage point

ワークパンツには欠かせなかったディテール、シンチバックを施しています。
このシンチバックは、ウエストのサイズ調整が可能になります。
ウエストで絞って穿くのも、緩めて腰穿きするもの、
シルエットに変化を付けられる楽しみがあります。

STYLING

The Charm of Vintage Denim
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ウエストをゆるっとセットし、少しだけ腰穿きにするのが気分です。太めのシルエットだから、トップスはコンパクトに。ジレを素肌に重ねて、ボタンをあえて2つ開けて。その隙間から、ベルトを長くのぞかせて。タフな表情のデニムがあるから、パンプスはピンヒールの女っぽい1足を。

upper hights

THE NIECE

The Charm of Vintage Denim

vintage point

ポケット部分のダメージや、繰り返しの着用や洗濯によって生地の表面が擦れたような
アタリ加工を施すことで、長年愛用して穿きこまれたジーンズならではの味わいを演出。

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STYLING

The Charm of Vintage Denim

この太さがとにかく今っぽい。何を合わせても新しい着こなしになるからこそ、そのスピード感を加速させたくて、あまり着ない「ピンクのシャツ」を選びました。開襟タイプのカジュアルな1枚だから、あえて裾をカシュクールのようにアレンジ。遊びのある着方も、しっかりボリューミーで「安定感のあるデニム」が支えてくれます。美脚効果が高いのも、ものすごく気に入っている要素。

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RED CARD TOKYO

COMMON

The Charm of Vintage Denim

vintage point

ヴィンテージデニムのポイントの1つ、黄ばみです。
デニムは育てることで、色落ちした部分に黄ばみが生まれます。
穿いた瞬間からヴィンテージ感が出せるよう、ベージュカラーをトッピング。
コーディネートにこなれ感が出しやすくなります。

STYLING

The Charm of Vintage Denim
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テーパードのきれいな1本は、ネイビージャケットとコーディネート。このハイウエストなバランスも、大好きだったハイスクールムービー、赤毛がキュートな女優モリー・リングウォルドの『プリティインピンク』とか『すてきな片思い』のイメージ。学生の頃から好きな「アメカジ」を進化させてスタイリングしました。おとなしくならないよう、バッグのイエローと靴のオレンジを生かして。

RED CARD TOKYO

DAKOTA

The Charm of Vintage Denim

vintage point

シルエットでヴィンテージ感を表現。90年代はワイドなシルエットが流行。ヒップやももまわりのゆるっとさが、ヴィンテージ感を彷彿させ現在注目のシルエットでもあります。

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STYLING

The Charm of Vintage Denim

ウエストはしっかり細く、太ももから裾にかけてはかなり太目。このバランスをきれいに生かすために、タイトフィットなカットソーを選択。そして背中を大きく開けることによって、フロントから見た印象と、後ろ姿のイメージをがらりと変えて。この遊び心も、ダコタなら受け止めてくれます。小さな上半身とボリュームのある下半身——正三角形のシルエットは、どんな体型もきれいに見せてくれると信じています。あ、この時は一番肩甲骨が出ている時期でした(笑)。